SDGsって一言でいうと?経営に活かすには?
先日、30代の中小企業経営者の方々と交流させていただく機会がありました。
その中でSDGsに関するこんな話題が上がりましたのでご紹介したいと思います。
「SDGsって一言でいうと何だと思う?」
僕がSDGsを事業にしているということで周りに投げかけて頂いた質問だったため、
一般論が聞けるいいチャンスと思い傾聴度MAXで聞かせていただきました。
「ゴミを出さないこと」
プラスチックゴミや海洋ゴミの問題がメディアなどでも多く取り上げられていたり、
不用品、廃棄品を再利用してアート作品を作るというSDGsイベントが地域で開催されたり
していたとのことです。
その他にも「世界の貧しい人々を助けること」や「カーボンニュートラル?」
と少し自信さなげにお話ししていただく方も見えました。
そこで最初に質問を投げかけてくれた方が、
「俺の中ではコレがSDGsっていうのがあって、、、
SDGsって ❝ 昔からお袋に言われてきたこと ❞ なんじゃない?
水を出しっぱなしにしないとか、電気をこまめに消すとか、人に優しくするとか、
日本人が当たり前にしてきたことを当たり前にやることが一番のSDGsだと思う」
素晴らしいご意見が聞けてうれしかったですね。
今年1月に電通が行った調査ではSDGsの一般認知度は86.0%と昨年に比べ、
30ポイント以上も増加しているとのことです。
(https://www.dentsu.co.jp/news/release/2022/0427-010518.html)
特に昨年はコロナ過による経済的に弱い立場の方々への補助や、
日本の脱炭素目標の引き上げなどSDGsにもつながるたくさんのトピックがありました。
2020年までの普及期間を終え、行動の10年としてメディアでも多く取り上げられたことで、
大きく認知度が向上したことが結果として表れていますね。
そこで僕は問いかけました。
「全部正解ですね!SDGsを経営にも活かせていますか?」
「・・・」
まぁ、、、固まりますよね。(笑)
心の奥では当たり前だと思っていることでも、職場ではその意識が薄れたり、なかなか生活で実践出来なかったりしますよね。
1つ1つは小さなことでも、いざやろう!と思っても一度にすべては難しいモノです。
ですが、経営者の皆さんには是非意識してほしいと思っています。
ゴミと呼んでいるものは、当然経費で購入されたものであり、水や電気といったインフラもコストが掛かります。
人と人とのコミュニケーションは関係性を改善し、生産性を向上させる重要な要素です。
革新的な技術を開発したり、世界の大きな社会問題に取り組むことも非常に重要です。
しかし、中小企業の方々には是非足元を固めるSDGs経営に取り組んでいただきたいです。
社内や周辺事業者、地域の課題にしっかりと向き合い、
50年後、100年後も変わらず地域を支え続けてほしいですね。
弊社では、そんな想い持った経営者へ未来につながる土台を築くための伴走支援を行っています。
詳細はこちらへ
https://palette-sdgs.org/service/conslting/
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